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  • 加藤智津子 | Chizuko Kato

Empreinte de chameau🐪らくだの足あと

最終更新: 2月9日

🌙 砂漠(Sahara)と砂漠の国、モーリタニアのお話 🌙 

  その1 サハラ(砂漠)の旅:砂漠で眠る

  

  私が旅するモーリタニアは日本の2.7倍の面積で、その80%が砂漠という国。

15、6年のつき合いになるドライバーとともに四輪駆動車で移動し、野宿をすることも多い。

  夏は砂の上に敷いたマットレスで、冬はテントで眠る。

  食事は、町で購入したポータブルストーブ(コンロ)と食材を使い、料理人を兼ねるドライバーが用意して

くれる。ラクダ肉か羊肉に野菜を加えて炒め、パスタを炊き込んだもので、味付けは至って淡白。シンプル

且つ、レパートリーは少ない。

  お茶は焚き火で沸かす。明るいうちに、焚き付け用の「ソドムのリンゴ」と薪になる「アカシア」の枯れ枝を

集めておくのが私の役割。

 

  1日の終わり、小さな音を立てて夜空へ昇っていく炎の前で、お茶を飲みながら想う。

  60万年前、ここは緑豊かだったはずだ。そのころ、この地に生きた旧石器時代の人々も、こうして

炎を眺めたのだろうかと、、、、。


  最後に、茶殻は動物や鳥たちのために残し、火は砂をかけて消す。

  夜空を見上げると、満天の星がまたたく。

  ときおり、流星が尾を引いて闇に吸い込まれ、規則的な動きの人工衛星が空を通り過ぎていった。


  ライラ サイーダ(お休みなさい)


  Photo: モーリタニア Adrar ・ El Beyyed 

    ノマド(遊牧民)たちが 一定期間滞在する居住地(Campement

    小学校と日用雑貨を売るブテックもあり、オアシスの水を利用した畑で、フランスの

    NGOの協力によって ホンの少しの野菜を育て始めた

    約6億年前の台地に、旧石器時代の石斧が散らばり、新石器時代の石絵も存在する

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© Chizuko Kato