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  • 加藤智津子 | Chizuko Kato

Empreinte de chameau🐪 らくだの足あと

最終更新: 5月20日

🌙 砂漠(Sahara)と砂漠の国、モーリタニアのお話 🌙

その5 「サハラの目」:ゲルブ・エル・リシャット (Guelb er Richat) - ①


モーリタニアのアドラル州、砂漠から宇宙を見つめる目がある!

「ゲルブ・リシャット」、単調な砂漠の風景のなかでシャトル乗組員のランドマークになっていて、

「サハラの目」とも呼ばれる。

目の大きさは直径約 50㎞。

地上から訪ねるのは直径 25㎞ の、眼球でいえば「黒目の瞳孔」の部分にあたる。

それを型取るのは同心円状に幾重にか続く標高100メートルほどの山々。

そして、「しろめ(強膜)」の部分はアドラルの険しい山からなり、「切れ長の目」に仕立てている。

更に、上瞼は Maqteïr(マクティール)砂丘が、下瞼は Ourane(ワラン)砂丘が縁取っている。

全貌は宇宙からしか見えない。

最初に ゲルブ・リシャット へ行ったのは、ごく普通のルートで、ウアダンから東に向けて出発し、

「目」の南側から、下瞼にあたる砂丘を経て、四輪駆動車で約2時間ほど走った。

宇宙から撮影した写真が有名になっていた。

外郭の山に立つと考える、地上からここが「丸い」と、誰もが発想するのだろうか、、(ラクダの足あと その3)

                                                                   

「ここへ泊まらない?」と誘ったのは、「目」の中心で オーベルジュを経営する女主人。

今なら、喜んで1日、2日は滞在したはずだ。

連日、40度を超え、50度にもなる5月、そろそろ、オーベルジュを閉じるのだと言う。

目の中心部の山に登ってみたが、砂よりも石が目立った。

奇妙な石を見ると、誰もが石好きになる。

何も知らないころで、珍しい石に狂気して拾い集めたのだった。


再び、三度、ここに来ることになるとは、、、想像もしていなかった。


Photo: モーリタニア アドラル州

      「ゲルブ・リシャット」 のほぼ中央

      見下ろすオーベルジュは閉鎖中(2019.11 現在)

      手前は角礫岩     

            

   NASA : Web Site 「Richat Structure, Mauritania」

モーリタニアのサハラ砂漠のなかから宇宙を見つめる目

   https://www.nasa.gov/multimedia/imagegallery/image_feature_528.html

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© Chizuko Kato