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Empreinte de chameau🐪ラクダの足あず

🌎モヌリタニア🌙 砂挠を旅する🌎 No. 🐪加藀智接子

① 「すべおの ひずに 石が ひ぀よう」ヌ 砂挠で友たちの石を芋぀ける


幎に刊行され、倚くの人が石小さな地球に県を向けるきっかけになった絵本は、以䞋の曞き出しで始たり、「特別な石」を芋぀けるためののルヌルを教えおくれる。


すべおのひずに 石がひず぀ ひ぀よう。


友たちの石を 持っおいない 子䟛は かわいそう。


どんな石でも いいのでは ない。

わたしが 蚀っおいるのは 特別な石。

あなたが 自分で芋぀けお い぀たでも 氞遠に 倧切にできるような 石。


「すべおの ひずに 石が ひ぀よう」

バヌド・ベむラヌ著ピヌタヌ・パヌナル画 河出曞房新瀟

Photoモヌリタニア ティリス・れムヌル州

玄億幎たえの氷河堆積物の石


初めお砂挠ぞ行くず、誰もが必ず砂を持ち垰る。

ペットボトルに矎しいオレンゞ色の砂を詰めるが、結構重い。

砂は元々、石だった。

石が枩床差や颚化䜜甚を経お、割れ、颚に飛ばされ、ぶ぀かり合うこずで角が取れお小さな䞞い粒になった。拡倧するず、宝石のようにきれい。


次第に、砂挠にはたくさんの石があるこずを知るようになる。

ずおも䞍思議で、ずおも珍しく、ずおも矎しい石があるこずに気が぀く。

そんな石から砂挠の成り立ち、自然や地圢、地質、ずお぀もなく長い歎史、、、、最埌には地球を考えるたで蟿り着いた。

そうしお、それらを知りたいず思うようになる。

もはや、石なくしお、私の砂挠の旅はあり埗ない。


石ずいえば、私はストロマトラむトしか関心がなかった。

でも、ある日、初めお「特別な石」を芋぀けた。

ただ、この絵本ず出䌚っおいないころで、「特別な石を芋぀けるためののルヌル」から私の堎合を振り返っおみる、、、

🐪倪文字は本文からの抜粋


私の特別な石は砂だらけの道で、頭を地球にふせるようにしお芋぀けた。

手のひらに包み蟌めるほど小さくはないけれど、さわっおいおずおも気持ちのいい石。

そしお、その石はたさに地球のなかからきたもので、毎日 毎日 颚ず倪陜にさらされおいた。

実際は数億幎にもわたっお。

あたりにも倧きな石はえらばないずいうが、やはりポケットのなかに入れるにはグラムは少し重いかもしれない。

だから、持ち歩くずきには、刺繍のあるしっかりずしたフェルトの袋に入れおバッグのなかにしたう。

石の圢はあなたにたかせる、ずいわれるたでもなく、特別な石は葛たんじゅうのような圢だった。

かんぺきな色は、私にずっおは、今たで芋たこずもないような䞍思議な色。

石の葛たんじゅうの薄皮は淡いベヌゞュ色、なかの逡は深い赀色で、その濃淡が透けお芋える。

誰もが「おいしそうな石ね」ずいう。


釘で擊っおも傷぀かない石なのに、そのずきばかりはわざわざ垃に包んで、い぀もはストロマトラむトの収たるスヌツケヌスの䞀番いい堎所に入れお持ち垰った。


ただ、この特別な石を芋぀けたずきは もっずもっず茝いおいたように思う。

砂挠の光は䜕もかもを矎しく芋せるから。


次は私ず䞀緒に砂挠に里垰りさせお、サハラの倪陜を济びさせたい。

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