Empreinte de chameau🐪らくだの足あと

🌙砂漠(Sahara)& モーリタニアのお話🌙

その12 砂漠を走る、世界で一番長く、重い列車!- ①


砂漠では、砂の上にテントを組み、マットレスを敷き、シュラフで眠る。

テントに入る前には流れ星を見つけることにしているが、天候によっては見えないときもある。

代わりに人工衛星を目で追う。

その後、シュラフのなかでメモの整理などするが、いつしかペンを握ったまま眠っている。

なぜか、砂漠では10時間は眠れるから不思議。

深い眠りのなかでも聞こえてくるのは、遠く、砂漠を走る列車の振動音。

世界一長い列車の音、、、、

Photo:モーリタニア ダフレト・ヌアジブ州

砂漠を走る世界一長いモーリタニア鉄道の鉱石列車 ヌアディブ→ズエラットへ向かう


モーリタニアの砂漠を走るのは、鉄鉱石を運搬する鉱石列車。

北部「ズエラット」の鉄鉱山と大西洋岸「ヌアディブ」の輸出港を結ぶ、長さ約700キロメートルのモーリタニア国有鉄道。

鉄鉱石は1935年にフランスにより発見されたとされるが、12世紀のアンダルシアの作家が言及しているし、地元の人々からは鉄の山、磁石の山と呼ばれ、すでに古くから知られていた。

上空を飛行した飛行士からも、磁気による深刻なナビゲーション障害の報告もあった。


1960年、フランスから独立すると、ヨーロッパ資本の国際鉱山会社 「MIFERMA」 が開発に乗り出し、これに伴って鉄道も建設され、

1963年に開通する。

1974年、モーリタニア政府により国有化され、以降、モーリタニア鉄鉱公団、SNIM(Société Nationale Industrielle et Minière)が鉄道を運営している。


列車が運搬するのはズエラット近郊の、幾つかの露天掘り鉱山から採掘されたヘマタイト(赤鉄鉱)と、マグネタイト(磁鉄鉱)の2種類の鉄鉱石。

これらが積載量84トンのホッパ車(貨物車)200〜210台に積まれ、3300馬力のディーゼル機関車4台、または4500馬力のディーゼル機関車2台で牽引される。

総重量は最大17000トン、長さは最大2.5キロメートルにも及ぶ。

(山手線の新宿〜原宿 2.2キロメートル)

現在は1日6本の列車(空車3本、積荷3本)で走行させている。


近くにいると、この列車の通過音は凄まじい。

特に鉄鉱石を満載にした列車は、、、、

(つづく)

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