

Empreinte de chameau🐪ラクダの足あと
🌴モーリタニア🌙 砂漠を旅する🌴 No.7 🐪加藤智津子 「サハラの目」:ゲルブ・エル・リシャット(Guelb er Richat)- ③ モーリタニアではアラビア語の「ハッサニーヤ」という方言が話される。 ハッサニーヤで、「ゲルブ」は心臓や中心、「リシャット」は鳥の羽を意味する (エルは冠詞)。 「ゲルブ」とはインセルベルグ Inselberg(ドイツ語、仏語)=残丘のこと。 「残丘」とは砂漠のなかに孤立する丘や山で、周囲よりも硬かったために、断層運動や侵食にも取り残された。 そのような残丘がハッサニーヤでは「ゲルブ」と呼ばれている。 Photo: モーリタニア アドラール州 ゲルブ・リシャット「サハラの目」の中心地点 いつものように、アタールから四輪駆動車で出発し、Belle Etoile(野宿)は2泊。 その後、エル・ベイヤードに向かう。 友人にプレゼントの懐中電灯を渡し、石の動く坂道をガラガラと上り、また石の転がるプラトーを走り続ける。 ようやく、ゲルブ・リシャットを見下ろす崖淵までたどり着く。中心部から25キロあたりの位置