

Empreinte de chameau 🐪ラクダの足あと
🌴モーリタニア🌙 砂漠を旅する🌴 No.13 砂漠を走る、世界で一番長く、重い列車!- ② 深夜、凄まじい音が聞こえてきた。 鉄鉱石を運搬する鉱石列車の音、、、、、 このまま通過していくものだと思った。 ところが、列車はすぐ裏で停止した。 こともあろうに、反対側からも同じようにして列車が到着した。 風の強かったその日は、不在のノマドの家を借り、なかで食事をし、テントを組み、夜の8時にはシュラフに入って眠っていた。 留守中だから借りては?と検問所の Gendarmerie(憲兵)に勧められた家で、骨組は使用済みの鉄道レールを利用した壁の厚い建物。 風だけは避けられるが、音は別だった。 3300馬力か、4500馬力か、数台分のディーゼル機関車のエンジン音が容赦なく響きわたる。 確かに、この家の裏に線路はあったが、複線になっていたとは気づかなかった。 シュラフのなかで、じっと我慢。 Photo:モーリタニア アドラール州 風で砂が動く ノマドの家の後方に鉄道の線路 モーリタニア鉄道の鉱石列車は「単線」を走る。 採掘、加工された鉄鉱石を積み込んだ列