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Empreinte de chameau🐪ラクダの足あと

🌴モーリタニア🌙 砂漠を旅する🌴 🐪 加藤智津子


「サハラ」とは何も無いところをいい、元来「サハラ」 とは砂漠を意味する


「砂漠で生き残ることができるのは、ラクダとヤギ」

サハラをこよなく愛した博物学者、地質学者、生物学者、考古学者で、探検家でもあったフランス人のテオドール・モノ (Théodore André Monod)は著書に書いている。

テオドール・モノは モーリタニアでは誰もが知っている人で、記念切手にもなっている人。

Photo: NGOで活動した Ain Safra の村を8年ぶりに訪れたとき、往路で出会ったノマド(遊牧民)たち.

ラクダの歩調で歩くため、一瞬にして通り過ぎた

 

砂漠のノマド(遊牧民)はよく歩く。

100頭、200頭ものラクダとともに、しかも、ラクダの歩調で、止まることなく歩く。

雨の少ない季節や水の乏しいところから、水や餌を求めて30日間かけて歩き、また30日間かけて戻る。

そんなノマドたちと会えば、挨拶をし、お互いに情報交換をする。

雨が多く降ればラクダの餌になる牧草も茂る。

餌をたらふく食べれば、母乳も出る。

そのラクダミルクをほんの少し分けてもらうこともある。

「ラクダのミルクはあっさりしていて胃にもたれない」 と、モーリタニア人は言う。

私もいつのころからか、同じことを言うようになっていた。

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