

Empreinte de chameau🐪ラクダの足あと
🌴 モーリタニア 🌙 砂漠を旅する 🌴 No.35 🐪 加藤智津子 ラクダレース:シンゲッティ・フェスティバル 久々に、シンゲッティ・フェスティバル (*1) に行くことにした。ラクダレースも、見たかった。 ヌアクショットを出て、アタールへ。日常ルートを使えば、アタールからシンゲッティまで100km弱、急勾配の上り坂で難所のエブニー峠を除けば、平坦な道をほぼ一直線に走る。 かねてから計画されていた道路の舗装工事の準備が始まっていた。 鉱物資源の高騰で、金、鉄、銅を産するモーリタニアは経済が上昇しつつあり、その勢いで、観光業へも力が入っている気がする。世界遺産、シンゲッティへの観光客誘致のためにも、道路の改善は必須だ。 完成すれば、これまで走り続けてきた「砂が舞い上がる道」は、今回が最後になるかもしれない。 ドライバーはいつものように、何台も車を追い抜き、後方が見えなくなるほどに白い砂を巻き上げた。 Photo:シンゲッティのワジ (*2) でスタートを待つラクダ フェスティバルは、大がかりなイベント会場が設営されていた。巨大モニタ
